なぜ、立憲民主党が野党第一党であるべきなのか?

いよいよ参議院選挙は本日が最終日となりました。

最後に、「健全な政権交代が起こりうる政治体制の確立」のためには、立憲民主党が野党の第一党であるべき理由をお話できればと思います。

結論を言えば、他の野党に比べて、内閣の要職の経験者が多く政権担当能力が高いからです。
もちろん、経験すれば能力が高まるとは限りませんが、やはり経験の有無は大きな違いだと思います。

現実的には、現在の野党が単独でいきなり自民党に匹敵する力を持つことはありえないでしょう。

ですので、野党の第一党の役割としては、中核的なリーダーシップを発揮し他の野党と連立政権構想を打ち立て、政権交代を実現することになるでしょう。

そのために必要なのは、「実際の政権を担った経験の反省から得た知恵」だと思います。

立憲民主党の大きな源流は民主党ですが、2009年に野党から与党になり政権を発足しました。

立憲民主党を設立した枝野幸男元代表は、当時を振り返り、著書「枝野ビジョン」にこう書いています。

考えてみれば、大臣のほとんどは副大臣の経験もなく、例えば、官僚の秘書官チームが付いたり、日常生活ではSP(警護官)さんが付いたりするのも初めて。
党の側も、「野党として要求を押し込む経験」はあっても、「与党として野党を納得させて円滑に国会を運営する」経験のあるメンバーはごく少数。

二〇〇九年からの民主党政権は、年齢という意味でも若い政権であった。
私も四〇代半ばであったし、当時四〇代、五〇代で閣僚を経験して、一〇年たった今も五〇代、六〇代の働き盛りである仲間がたくさんいる。
副大臣大臣政務官として行政の一翼を担った経験者は、議員や衆議院選挙立候補予定者の約三割を占める。
それぞれが苦い経験をして、その経験を踏まえて、「次は同じ失敗はしない」と強く感じている。
この経験値こそが、二〇〇九年の民主党には無くて、今の立憲民主党にある財産だ。

まさに、その通りだと思います。

当時の民主党政権に対する国民からの評価は様々です。
中には失敗だったという方もいます。

もし失敗だったとしても、苦い経験から学んだことはとても多いはずです。

例えば枝野さんのように、東日本大震災の時に官房長官として現場の矢面に立った経験をした人と、そうでない人とでは、価値観や能力に格段の違いがあるでしょう。

他の野党も良い政策を掲げているとは思いますが、実際に政権を担当した党はありません。
また閣僚としての経験がある方も比較的少ないようです。

ですので、現時点において、やはり野党第一党に相応しいのは、立憲民主党だと思います。

今回の参議院選挙においては、より多くの方に立憲民主党が推薦する候補者に投票し、野党第一党として強い力を与えて頂きたいと願っています。