キャリアコンサルタント五十嵐郁一 公式ブログ

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【イベント開催レポート】若年生活困窮者の幸せを目指す活動事例

先日お知らせした通り、日本キャリア開発協会(JCDA)茨城地区会主催のイベントに登壇させて頂きました。

■イベントタイトル

若年生活困窮者の幸せを目指すCDAの活動事例
アダルト・チルドレン(親から悪影響を受けた大人)のキャリアアップ作戦
2021年8月22日(日)in Zoom

全国から40名を超えるの一般の方とJCDA会員の方にご参加頂き、心から感謝しています。

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一般的には馴染みが薄く重いテーマでしたが、多くの方々に関心を持って頂き、とても嬉しく思いました。

開催報告を、日本キャリア開発協会(JCDA)茨城地区公式Facebookページに掲載して頂きました。

ぜひ、以下のリンク先をご覧ください。

※念のため、以下にFacebookページの内容を引用しておきます。

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今回は「若年生活困窮者キャリア教育」第二弾として昨年に続き、プレイフルキャリア研究所 代表の「五十嵐 郁一 様」にご登壇頂きました。

第二弾は「虐待や貧困の負の連鎖」についてお話し頂きました。
子供の頃に虐待を受けたり生活保護で育った子供は、成人や親となってから同じ状況を繰り返す確率が高い傾向があるそうです。

また、社会養護から漏れた方への支援が重要な点に着目され著書を出版されています。
『「生きづらさ」を「幸せ」に変える本アダルト・チルドレンのキャリアアップ作戦

●負の連鎖とは、
「貧困、虐待 → 自己否定 → 他者否定 → 孤立 → 親となり無意識に再現」

●親との関係
・親と同居:
 生活保護 → 親をかばう → 外部から見えず支援の仕組みから漏れる
・親と離れる:
 児童養護施設 → 支援により成長 → 自立できる可能性高い

●五十嵐様の支援としては、「じぶんNG(劣等感)→じぶんOK(自己肯定感)」を目指し、以下のステップで進められています。

・安全に住める場所
・生活するための仕事
・社会とのつながり
 ↓
人として最低限の幸せを手に入れる
 ↓
強みを活かした仕事、家庭を持つことにより
親からの自立「結果は自分の責任」を意識するようになる

●課題
・支援側が「常識」で接してもかみ合わない
 (本人は虐待を異常と思っていないなど)
・社会変化により居場所が少なくなった
 (昔はコミュニティが身近にあった)
・支援者によりバラつき大きい
 (どういう人と出会うか、運も影響する)

今回は、アダルトチルドレンの方と身近に関わっている方も多く参加され、ブレイクアウトにて現場の生の声を聞くことで皆さんも引き込まれていました。

事例を聞いて「自分もそうかも?」という方も居られたようです。

表面化し難い問題ではありますが、想像以上に身近に感じました。
支援は非常に難しく時間も掛かりますが「常識」という私たちの思い込みから離れて、
同じ目線で粘り強く聴くことから始まるようです。

●参加頂いた方の感想

・「過去の事を認め、未来は自分で変えていく」この過程が一番難しく核となる部分ですがプロセスを飛ばさず、しっかり面談していきたい。

・「自分を責めない、自分で自分を癒す責任がある」これが基本的に重要であると再確認した。

・「生きているだけでいいんだ」という五十嵐さんの言葉が、心に残りました。

・「温かいご飯を誰かと一緒に食べる」だとか、ごくごく当たり前が一番の安全地帯をつくると改めて大切なことだと感じた。

・「正論は響かない、時期、タイミングがとても大切」関わっている時がどのタイミングなのか見極めることは困難かもしれませんが、困難であることを頭におきながら対応していく必要がある。

本地区会の前日に、24時間テレビにてアダルトチルドレンをテーマにしたドラマが放送されていました。

予習として視聴したことで、地区会にて五十嵐様から事例を聞くと映像としてイメージ出来たため、より強く印象に残りました。

ドラマを視聴された方で「もう少し深く知りたい」と思った方はぜひ、五十嵐様の著書にて深めてみてください。

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