こんにちは!
キャリアコンサルタントの五十嵐です。
既にお知らせの通り、Amazonや全国の主要書店で発売中の私の著書を、福祉関係の団体・施設に無償で寄付する活動を始めました。
寄付の詳細は、先の記事をご覧ください。
なぜ、無償で寄付する活動を始めたのか?
それは……
より多くの、苦しみの真っ只中で生きづらさを感じている若者に、本書に込めたメッセージを届けたい。
という理由です。
商業出版として発売しているのに矛盾するようですが、今もこのような疑問を抱えています。
苦しみの真っ只中で生きづらさを感じている若者が、本書と出会い1780円払って買う確率はどれくらいだろうか?
例えば、人生のどん底であえいでいた20歳頃の私のような若者ですが、1780円は高い出費のように思います。
その頃の私の状況は、先の記事をご覧ください。
本書は、機能不全家族との葛藤や貧しさに苦しんでいる若者に向けて書いた本です。
そのような若者に、本書を手に取ってもらうのは、なかなか難しいように思えるのです。
私のようなベストセラー作家ではない無名の著者の本は、全ての本屋さんで売られているわけではありません。
例えば、東京都内の大型書店では「人文書」のコーナーに陳列してあります。
もちろん、それはとても有り難いことです。
しかし、機能不全家族との葛藤や貧しさに苦しんでいる若者が、そこにたどり着く確率は、あまり高くないように思えます。
では、どうすればいいのか?
まだまだ、「これだ!」と言えるような良い案は浮かばないのですが、アイディアの一つが、この寄付活動です。
例えば、福祉団体や支援者の方から、本書を当事者の方に渡して頂く。
また、福祉団体や支援者の方に、本書の内容を理解して頂き、当事者の方への支援に役立てて頂く。
そうすれば、本書のメッセージが、苦しみの真っ只中で生きづらさを感じている若者達に届きやすくなるのではないか?
そう考えて、今回の寄付活動を始めてみました。
ちなみに、寄付する本は、私が「自腹」で買い取りました。
自宅に、どーんと積んであります(笑)。
写真に写っている以上の冊数があります。
CoCo壱番屋さんは、経常利益の1%をめどにチャリティーに使うと内規で決めているそうです。
創業者の宗次徳二さんは、著書「日本一の変人経営者」にこう書いています。
そもそも会社というものは、地域や多くの人々のおかげで経済活動をさせていただけるのだから、社会の弱者を救済するやさしい気持ちがなければよい経営はできない。
私は全然儲かっていない個人事業主ですが、まずは、たとえ小さなことでも、自分にできることをやっていきたいと思います。
より多くの人が、「生きづらさ」を「幸せ」に変えられることを願っています。