

いよいよ、かねてよりお知らせしていた、ドキュメンタリー映画「がんと生きる 言葉の処方箋」上映&監督トークショーの開催が、来週に迫ってきました。
このイベントは、「ビジネス(商品)」ではなく「アート(作品)」です。
あくまでも私の個人的な考えですが、その作品のモチーフを、あえて言葉にするならこうなります。
アート(作品)のモチーフを、言葉で先に行ってしまうのは野暮なことだと承知の上ですが・・・(笑)。
人は、がんになってもワクワクしながら生きることができる。
本当に死に至る病とは、孤独と絶望ではないか。
その病を癒す処方箋は、言葉と対話である。
これはあくまでも私の個人的な想いです。
しかし、決して自分の頭の中だけで考えたことでは無く、実際に「がん哲学外来カフェ」に参加してがんサバイバーやそのご家族の方と接したり、このイベントのトークゲストの方々との交流したりしたことを通して学んだことです。
参加して頂いた方々にも、映画とトークショーを通して、きっとそう実感して頂けると確信しています。
もちろん、やはり生き続けたいと願っても治らない方も多くいらっしゃいます。
その悲しい現実も見据えなければならないと思いますが、希望を持ち続けることも大切だと思います。
本作の野澤和之監督は、東京新聞のインタビューでこう語っていました。
がんという病はつながっている。みんな死ぬんです。
それは全員に訪れる。
ではどうするか。
怖がるのではなく覚悟なんです。
映画をどう見るかは、見る人の自由。
そういう意味では(映画に)いろんなメッセージが入っている。
映画は多様性がある。
病の偏見。それはいたずらに怖がらなくてもいいんだよ。
また、私は、上の「がん」という言葉を、例えば「逆境」のように、別の言葉に言い換えても通用すると思っています。
人は、「逆境」になってもワクワクしながら生きることができる。
本当に死に至る病とは、孤独と絶望ではないか。
その病を癒す処方箋は、言葉と対話である。
だからこそ、このイベントは、がんに罹ったことのない方にも参加して頂きたいと思っています。
プレイフルキャリア研究所は、「Playful world」の実現を目指して活動しています。
「Playful world」とは、こんな世界です。
たとえ、どんな生い立ちでも病や障害があっても、生き辛さを抱えることなく、それを個性として活かしながら、人と助け合い、ワクワクして幸せに生きられる世界。
このイベントも、「がん」をテーマにしていますが、「Playful world」を実現する活動の一環です。
まだ空席がありますので、より多くの方にお申し込み頂くことを願っています。