2019年10月26日(土)に、私が主宰するプレイフルキャリア研究所と、MBAスクール多摩大学大学院とのコラボレーションにより、「社会『副業』家」という新たな生き方のスタイルを提案するトークイベントを開催しました。
イベントの概要は以下の通りです。
【ソーシャルMBAフォーラムvol.3 】
「社会『副業』家 」という 新たな生き方のスタイルとは?
~サラリーマン×社会起業家=社会「 副業 」家
日時:2019年10月26日(土) 17:00~19:15
参加費:1,000円
会場:多摩大学大学院 品川サテライト
主催:プレイフルキャリア研究所
後援:多摩大学大学院
当日は、20名の方々にご参加頂きました。
これだけの方々が、「社会『副業』家」という今までにないタイトルに共感してお集まり頂けたことは、とても素晴らしいことだと思いました。
さすがに、皆さんとも成長意欲や社会貢献に対する意識の高さが感じられる方ばかりで、活き活きとしたイベントにすることができました。
参加者の皆さまには、心から感謝しています。
プログラムの主な内容は、以下の通りです。
- 「社会『副業』家」という新たな生き方のスタイル
- ゲスト社会副業家による、実践事例トーク「スポーツ×健康 =地域活性」
- ゲスト&参加者&キャリアコンサルタントによるフリートーク
- 明日から「社会『副業』家」に踏み出す実践ヒント
まず、私から、「社会『副業』家」という新たな生き方のスタイルについて、簡単なレクチャーを行いました。
次に、大手旅行会社で働きながら地域密着型スポーツクラブの代表理事を務めている、トークゲストの小林等さんから、活動や想いについてお話して頂きました。
ご自身が実践している具体的な内容で、とても強い説得力がある素晴らしいプレゼンテーションでした。
小林さんの熱い語り口に、参加者の皆さまがぐいぐいと引き込まれていました。
小林さんのプロフィールは以下の通りです。
小林等(こばやしひとし)氏
ラビッツクラブ湘南二宮(総合型地域スポーツクラブ)代表
大手旅行会社勤務/多摩大学大学院MBA神奈川県二宮町在住。早稲田大学時代はサッカー部に所属。
2000年に大学の友人とZOTT WASEDA FUTSAL CLUBを設立(現在は関東1部リーグ)。
2002年大手旅行会社に入社。法人営業部門等を経て、2013年に社内新規事業公募制度で「キャリア教育事業室」を設立。中高生を対象にした「キャリア教育事業」のプログラム開発・運営をリード。
現在は室長として「子どもたちの自己肯定感を高め、イキイキ働く社会人を増やす」をビジョンに事業を推進中。
2015年から社外活動として、地元二宮町の活性化につながる「地域密着型スポーツクラブ」の設立に向けた活動を行う(2017年4月に設立)。
「楽しさが行動を変え、人生を変える」をクラブ理念のもと、子どもから高齢者までを対象とし、多種目の活動を展開。
また地域活性につながる教育イベントや大学や企業とコラボしたイベントを多数実施し、世代を超えたスポーツコミュニティの構築を行っている。・ラビッツクラブ湘南二宮Webサイト
http://rabbits-ninomiya.com/
その後、対照的な人生を歩みつつ多摩大学大学院のMBAコースで共に学び、社会副業家として活動してきた小林さんと私を中心に、参加者の皆さまも交えて、「社会副業家ぶっちゃけトーク」と題したフリートークの時間を設けました。
参加者の皆さまからは、次々と良い質問が飛び出し、私も小林さんも、まさに「ぶっちゃけ」という感じで本音でお応えました。
皆さまが現実に抱えている問題意識が背景にあるような質問ばかりだったので、私も真剣に応えようと思い、つい熱くなり、喋りすぎてしまったと反省しています(笑)。
もっとフリートークの時間を取って欲しかったという声も頂きましたが、とても活発な交流の場を創れたと思います。
最後のパートとして、明日から「社会『副業』家」に踏み出すための実践的なヒントについて、私からお話させて頂きました。
その中で、参加者の皆さまに、それぞれの「志」を考え、互いに語り合って頂く時間を設けました。
ほとんどが初対面の方ばかりでしたが、お互いの「志」について語り合う姿は、とても楽しそうでした。
締めくくりに、私から参加者の皆さまへの応援のメッセージとして、私の愛読書であるパウロ・コエーリョの「アルケミスト―夢を旅した少年」という小説の一節をご紹介しました。
「この地上には一つの偉大な真実があるからだ。つまり、おまえが誰であろうと何をしていようと、おまえが何かを本当にやりたいと思う時は、その望みは宇宙の魂から生まれたからなのだ。それが地球におけるおまえの使命なのだよ。」
「おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ。」
もし、本当に自分の心の底から湧き上がってくる志を抱いて「社会副業家」として生きていくならば、必ず不思議なご縁に導かれていくような出来事、シンクロニシティが起こり、充実した人生を歩むことができると思います。
小林さんと私の「社会副業家」としての実践経験と参加者の皆さまの人生経験がシンクロして、それを感じ取って頂けたように思います。
イベントを終えた後、参加者の皆さまが、社会副業家としての「はじめの一歩」、あるいは「新たな一歩」を踏み出すことを、心から応援したいという想いが湧き上がってきました。
いつものことながら主催者として反省すべき点は多々ありますが、皆さまのお力添えにより、イベントとしては成功であったと思います。
参加者、トークゲスト、多摩大学大学院事務局、ボランティアスタッフの皆さまに、この場で感謝を申し上げます。
どうもありがとうございました。
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