以前の記事でもお知らせしましたが、私が主宰するプレイフルキャリア研究と多摩大学大学院とのコラボレーションで、こちらのイベントを開催します。
【ビジネスパーソンが磨くべき「死生観」という知性】
ドキュメンタリー映画「がんと生きる 言葉の処方箋」上映&ゲスト・トークショー
~ソーシャルMBAフォーラム
本作の企画プロデューサーとがんサバイバーの方をゲストとしてお招きし、上映後にトークショーを行います。
本イベントの実施要項や趣旨の詳細は、以下のリンク先のサイトをご参照ください。
チケットのお申し込みもこちらからお願いします。
ところで、このようなイベントを開催するのは、キャリアコンサルタントの仕事なのでしょうか?
私の答えは、YESです。
たぶん、キャリアコンサルタントというと、一般的には、ハローワークや転職エージェントや大学での就活生支援をやるようなイメージを持たれていると思います。
もちろん、国家資格を管理する厚生労働省としても、そのような仕事を想定しています。
しかし、私は、キャリアコンサルタントができることの可能性は、もっと大きいと思っています。
「キャリア」という言葉を「人生そのもの」と解釈するならば、キャリアコンサルタントの使命とは、突き詰めれば、人々の「人生の質(QOL)」を高めることになると思います。
そして「人生の質(QOL)」を高めるためには、一度立ち止まって、自分自身が生きる意味を問い直す機会が必要だと思います。
私もそうですが、いずれ自分にも死ぬ時が来るということなど、日常生活では考えないし、考えたくもないと思います。
でも、何かのきっかけで、自分の人生は一度きりであることを、深く感得したときに、日々の生活の意味が変わってきます。
そして、人生の意味を問い直すことを促し、キャリアを充実させ、「人生の質(QOL)」を高めることに繋がってきます。
今回開催するイベントは、まさにそのようなきっかけの場を創ることが大きな目的です。
繰り返しになりますが、キャリアコンサルタントの使命が、人々の「人生の質(QOL)」を高めることであるならば、「人生の意味を問い直す場創り」も、とても重要な仕事になると思います。
そして、かんサバイバーの方が感じていることを、広く社会に知らしめるのも、ソーシャル・キャリアコンサルタントとしての私の役割だと思っています。
このイベントは、そんな想いを込めて企画しました。
既に続々とお申し込みを頂いておりますが、まだお席はありますので、ぜひご参加頂けると嬉しいです!