
※画像はイメージです。
仕事や恋愛など、悩み事の多くは、突き詰めると人間関係の問題に行き当たるような気がします。
自分が相手に何かを求めてもそれが得られなかったり・・・。
相手に何かを求められても自分がそれを与えられなかったり・・・。
色々なケースがありますよね。
私も人間関係で悩むことも多いですが、そんな時に読み返す詩があります。
ゲシュタルトセラピーという心理療法を確立した、パールズと言う有名な心理学者がセラピーの前に好んで読んだと言われる、「ゲシュタルトの祈り」という詩です。
私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。
私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。
出会えなくても、それもまた素晴らしいこと。
※出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ゲシュタルト療法
一見、「ジコチュー」に感じられるかも知れませんが(笑)
地球上には約75億人程の人が生きているそうです。
その中で、誰かと出会う確率は、全て等しく75億分の1になるんだと思います。
ただ、出会えただけでも奇跡的な確率なのかも知れません。
そう考えると、それだけで、「素晴らしいこと」だと思えてきます。
だから、私は、どんなに嫌な人でも、できるだけその人と出会った意味を考えてみる様にしています。
例えば、ひょっとしたら自分自身の課題に気付かされるために、その人と出会ったのかもしれないとか。
もし、誰かに振り回されていると感じたり、他人が自分の思うようにならずに悩んだりした時は、この詩を読み返してみて下さい。
きっと、少しは心が軽くなると思います。