ソーシャル・キャリアコンサルタント 五十嵐郁一 Official Blog

社会起業家×キャリアコンサルタント=ソーシャル・キャリアコンサルタント → より幸せな社会の実現を目指して

サラリーマンのワクを越えて、新たな自分の可能性を試すには?~「社会『副業』家」という生き方のスタイル

f:id:YOU50:20190614151632p:plain

経済産業省の調査によると、副業を希望する人は、2002年の331万人から2017年には424万人に増加しているそうです。
でも、実際に副業をやっている人は、2002年の255万人から2017年に268万人で、あまり増えていません。
副業をやってみたいと思っている人と、実際にやっている人の数には、かなり大きなギャップがあります。

最近では「パラレルキャリア」という言葉も広まってきて、副業を解禁する会社もだんだん増えていますが、ごく普通のサラリーマンやОLにとっては、副業へのハードルはまだまだ高いのかも知れません。

副業に興味を持つ動機として、収入を増やすということが一番大きいのかも知れませんが、会社のワクを越えて自分の可能性を広げてみたいという人も多いと思います。

「このままずっと、この会社でサラリーマンを続けているだけでいいのかな?」
男性でも女性でも、ある程度会社勤めを続けてきた人であれば、ふとそんな風に思う時があるでしょう。

でも、例え自分の新たな可能性を試したいと思っても、新卒で就職してから、ずっとサラリーマンを続けていると、どうすればいいかわからないかもしれません。
そんな状態でいきなり会社を辞めてしまうのは、かなりリスクが高いです。

そんな人にとっては、自分の色々な可能性を試す場として、本業とは別にやる「副業」はうってつけだと思います。

私も、キャリアコンサルタントとして独立する前はサラリーマンでしたが、会社に勤めながらNPO活動もやっていました。

やはり会社に勤めていると、担当業務をこなすことが大切なので、どうしても一定のワクに縛られてしまいます。

私は会社に勤める傍ら、大学院で経営学を学びMBAの学位を取得しました。
一緒に学んだ起業家の方や他の会社のマネジャーの方との交流からも、大きな刺激や学びが得られました。
我ながら思い上がりだとは思いますが、MBAとなった新たな自分を活かすには、「会社のワク」がちょっと窮屈に感じられたんです。

また、大学院で広がった私の視野に入ってきたのは、様々な社会的課題でした。
とくに、自分の生い立ちと重なる「子どもの貧困」が今の日本で社会的課題となっていることには、大きく心を揺さぶられました。

そんなこともあり、どうしても「会社のワク」に自分を収めることが、自分でも難しくなってしまいました。

当時勤めていた会社では、いわゆる副業に関しては否定的なスタンスだったので、収入を伴わない非営利活動ならいいだろうと思い、「グラスルーツシンクタンクYOU.lab」というNPOを任意団体として立ち上げました。

とても嬉しいことに、大学院の同窓生でその活動に協力したいと申し出てくれる人も現れました。
大学院の研究科長の教授も主旨に賛同してくれて、大学院とのコラボレーションで、こんなイベントも実施しました。
こちらのサラリーマン時代の過去記事をご覧ください。

 「会社のワク」を越えた人とつながりや経験からの学び。
ここに書くとかなり長くなるので省きますが、そんな内なる財産が得られたと思います。
そして、その財産が、独立開業の土台にもなっています。

私がやっていたようなスタイルで活動をしている人は、だんだん増えていますが、とても良いことだと思います。
非営利活動であれば、副業を認めていない会社にバレてしまっても、「ただのボランティア活動ですよ~」と言い訳できます(笑)

私は、それを、「社会『副業』家」という新たな生き方のスタイルとして、世の中に広めていきたいと思っています。

「社会『副業』家」とは、一言でいえばこんな感じになります。

社会「副業」家=会社員×社会起業家

本業として会社で働きながら、「副業」として、何か小さくても世の中の役に立つことをやってみたいという志を持って生きるスタイルです。

社会貢献のためにNPO法人を立ち上げたりする人は、よく「社会起業家」と呼ばれます。

しかし、本来の「社会起業家」とは、そのような何か特別なことをする人だけを指す狭い意味ではありません。

社会貢献の志を持ちながら、小さなことでも目の前の仕事の改善に取り組んだり、職場で働くことを通して周りの人を楽にしたりするならば、「社会起業家」として生きていることになるのです。
これも、大学院での恩師、田坂広志名誉教授から学んだ社会起業家論の受け売りですが(笑)

つまり、「社会『副業』家」とは、「サラリーマン・ОL」と社会に貢献する「社会起業家」とを掛け合わせた、誰でもできる生き方スタイルなのです。

国連が掲げている「SDGs」は有名ですが、まだまだ、世界には色々な問題が山積みになっています。

f:id:YOU50:20190614151343j:plain

会社を辞めることなく、全くリスクを取らずに、こうした社会的課題の解決に貢献しながら、自分の新たな可能性を広げて、潜在的な力を開花させることができる。

「社会『副業』家」とは、そんな良いとこだらけの生き方のスタイルだと思います。

では、その生き方のスタイルを実現するにはどうしたらいいのでしょうか?

ぜひ、8月に開催予定の、こちらのセミナーに参加してみてください。

自画自賛になってしまいますが、参加すると新たな生き方に踏み出すきっかけになると思います!