ソーシャル・キャリアコンサルタント 五十嵐郁一 Official Blog

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「心の痛み」が導いていく場所とは?

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※画像はイメージです

少し負荷が高い運動をした後には、よく筋肉痛が残りますよね。
私も、たるんだ身体を引き締めようと、思い出したように腹筋などのトレーニングを始めることがあります。
そんな時、ちょっと痛いんだけど頑張った充実感に浸れたりします。
結局は自己満足ですが・・・(笑)

自分の身体を鍛えようとする時に感じる筋肉痛は、ほとんど誰もが、当たり前の事として受け入れていますよね。

でも、「心の痛み」の場合はどうでしょう・・・?

人生の中で、心に痛みを感じる出来事は、弱いものから強いものまで、本当にたくさん起こります。
そんな出来事が重なったりすると、自分が感じている痛みが、「起きるべきでなかった不幸な出来事」のように感じてしまう時があります。

でも、そんな心の痛みも、筋肉痛のように、人が成長する上で避けられないものなんです。

良く知られた、キャリアコンサルティングの理論に「発達課題」という言葉があります。

これは、人生には、それぞれの年代ごとに、乗り越えるべきステップがあるという考え方です。

例えば、エリクソンという心理学者は、青年期においては、人との関係の中で、「自分は何者なんだろう?」というような問いに、自分なりの答えを出していくことが、大人への成長に必要なステップであると言いました。

階段を一つ一つ昇って行くように、そのような年代ごとの課題を解決していくことで、人は成長して行くんですね。

そして、もう一つ大切なことは、人は死ぬまで成長し続けるということです。
子どもから20歳で大人になるような、単純なステップでは無いんです。

逆にいえば、人は、何歳になっても、成長へのチャンスを失わないという事でしょう。

日々起きてくる、心を悩ます出来事。

でも、それは、「発達課題」を乗り越えるための、「心のトレーニング・メニュー」なのかも知れませんね。

ちょっと、痛いかもしれないけれど、逃げずに取り組んで行きましょう!

その内、同じような出来事に出会ったり、後で思い出したりしても、あまり痛みを感じなくなってきます。

それは、ひとつ階段を昇ることができた証なのかも知れません。

「心の痛み」が自分を導いていく場所は、自分が心の底で行きたいと願っている、新たな成長のステージなんです。