ソーシャル・キャリアコンサルタント 五十嵐郁一 Official Blog

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企業人生45年時代を生きるためのハンドブック「40歳からのライフシフト」

 最近、「人生100年時代」という言葉をよく目にするようになりました。

でも、サラリーマンにとっては、もしかしたら「45歳リストラ時代」と言った方が実感がわくのかもしれません。

つい最近も、こんなブログ記事が目に留まりました。

 東証一部上場企業が、ここ最近相次いで早期退職・希望退職者募集を行い、どの企業も「45歳」をそのボーダーラインにしているそうです。

私の実感としても、このような傾向は確かにあり、今後もますます拡大していくように思います。

 これからどんな時代になるのでしょうか?

もしかしたら、「寿命100年、企業人生45年」とでも言うべき時代なのかもしれません。

人生100年時代」においては、80歳まで働かないと100歳までの生活資金が確保できないと、一般的に言われています。

もし、「企業人生45年」であるならば、サラリーマンは自分のキャリア・プランをどう考えればいいのでしょうか?

具体的に何をすればいいのでしょうか?

私がキャリアコンサルタントとしておすすめするのは、まずは、キャリアに対する根本的な考え方を新たな時代に即したものに変えることです。

では、どのように変えればいいのでしょうか?

一言でいえば、こうなります。

エスカレーター型キャリア」から、「セグウェイ型キャリア」へ

この考え方の違いを、簡単に以下の表にまとめてみました。

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これからは、会社が用意した昇進ルートのようなものに乗っかるのではなく、個人ごとに異なる、生涯を通した多様なキャリアへの乗り換えを、自分の頭で考えていくことが必要になるでしょう。

では、そのような考え方に即して、具体的にどのように行動すれば良いのでしょうか?

 キャリアコンサルタントとして色々とアドバイスしたいことは沢山ありますが、ここに書き出すとかなり長くなってしまうと思うので、ちょっと手抜きさせて頂きます(笑)。

私の恩師が書いた、とても役に立つガイドブックがあるので、ご紹介させて頂きます。

多摩大学大学院研究科長徳岡晃一郎教授の著書、「40歳からのライフシフト実践ハンドブック」です。

内容については、以下の画像をクリックすると、Amazonのサイトで確認できます。

書名にある40代だけでなく、30代、50代のサラリーマンの方々にとっても、新たなキャリア・プランを考え行動に移すために役立つ、具体的な方法やツールの使い方を教えてくれる、今すぐ使えるガイドブックになっています。

もちろん私も読みましたが、キャリアコンサルタントとしても、自信を持っておすすめできる内容です。

本書には、理論や手法の解説だけではなく、自分らしい人生へに向かって、生き方を変え挑戦し続ける「ライフシフト挑戦者」のケースが紹介されています。

人によってライフシフトの分野は違いますが、次のような共通の思いを持っています。

  • 自分の思いを大事にし、見つめていきたい
  • 人生を通じてやりたいことに賭けていきたい
  • 社会とつながり貢献し続けたい
  • 自分の持続的な成長を楽しみたい
  • いろいろなことに挑戦し続けたい

  著者の徳岡教授は、本書の中で、こう書いています。

 「一人事業主」として自分の人生に責任をもって、社会に価値を提供できる自分の居場所をしっかり考え、創っていくことが必要なのです。
それが、「自分を見つめる」ということであり、ライフシフト実践者がしていることなのです。
しかも真剣に見つめ、自分のしたいことを見つけるまで執拗に、仮説を描き実践する。
その繰り返しです。

なんとなく今までの時代の雰囲気に流され、学校・就職・定年という「3ステージ」を漠然と思い描いていたサラリーマンから、「一人事業主」へと意識を変えるのは難しいかもしれません。

しかし、「45歳リストラ時代」とでも言うような企業社会の逆風を、むしろ「追い風」として開き直ってしまえば、もっとイキイキとした充実した人生へと「ライフシフト」するチャンスにできるかもしれません。

エスカレータを降りてセグウェイに乗り換え、自分の行きたい場所へ走っていきませんか?