ソーシャル・キャリアコンサルタント 五十嵐郁一 Official Blog

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心を虹のように輝かせるには?

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キャリアカウンセリングをしていると、クライエントさんが涙を流すこともあります。
そんな時に私はどうするかというと、大抵の場合は静かに見守るだけです。
なぐさめたり励ましたりは一切せずに、クライエントさんの涙を分かち合う様な気持ちで寄り添います。
それだけでも、クライアントさんは、涙を流した後に「心軽くなっている」と感じるようです。


カウンセリングの場面に限らず、涙を流すということは、割とネガティブに感じる人もいますが、私はどちらかというとポジティブに感じます。


なぜなら、涙は、心が成長に向かっている証だと思うからです。


脳科学者の茂木健一郎さんは、著書「脳を活かす生活術」の中でこう書いています。


「魂の危機に際して、自分を維持しようとする作用が涙を流す事である、という意味です。ですから、『泣く』という行為は危機から発して何かが生まれるチャンスでもあるのです。」


まさに、カウンセリングの時にクライエントさんが流す涙は、茂木健一郎さんの言葉通り、何かが生まれようとしていることの表れだと思っています。


やはり、人が成長していく過程で、「古い自分」を思い切って捨てることが必要な時もあると思います。
きっと、泣くという行為は、「古い自分」を涙と一緒に流そうとする心の動きなのでしょう。


もし、自分の中から涙がこみあげてくるのを感じたら、やっぱり思い切り流してしまった方が良いでしょう。
それを変にこらえてしまうと、「古い自分」を捨てきれずに、心の成長が足踏みしてしまうかも知れません。


空にかかる七色の美しい虹。

それは、よく雨上がりに現れます。


同じように、人が心を虹のように輝かせるには、涙をたっぷり流す事が必要なのかもしれません。

涙があふれてくるほど心を揺さぶられるような経験を積み重ね、キャリアが充実していくほど、心も輝きを増していき、いつの間にか虹のように美しくなっていくように思います。