ソーシャル・キャリアコンサルタント 五十嵐郁一 Official Blog

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「成功」と「幸せ」の違いとは・・・?

時々、著名な方が薬物使用で逮捕され、ニュースになることがあります。
その度に、いつもこのような想いが心に浮かびます。

人の幸せにとって大切なのは、「成功」よりも「癒し」ではないか?

もし有名になり「成功」をおさめることが幸せだったら、薬物に依存することはないでしょう。

いわゆる世間一般の基準で云う「成功」と「幸せ」は、違うものではないでしょうか。
昔読んだ矢沢永吉さんの「アー・ユー・ハッピー?」という本の中には、こんな言葉が書かれていました。

「金も入った、名誉も手にした。だけどさみしさは残った。おかしいじゃないか。オレは思った。すべてが解決するはずなのにさみしさがあるなんて。ハッピーじゃないなんて。こんなはずじゃないと思った。」
「そう思ってふと見ると、幸せってレールは隣にあった。オレはそのレールに乗っていなかった。」

矢沢永吉さんは、かなり不遇な子供時代から必死に「成り上がり」で「成功」をおさめた方です。
その矢沢さんも、やっぱり、「成功」と「幸せ」の違いに気付いていたんですね。
そして、こんな言葉もありました。

「金はたしかに便利なものであるけれども、絶対的なもんじゃない。」

「『矢沢、横をごらん。オマエはサクセスを手に入れたけど、人間というのは、それに伴う気持ちとか、周りを思いやる気持ちが背中合わせにあるんだよ。』そういう声が聞こえた。」

たぶん、心の傷というのは、お金とか社会的な成功を得たから癒えるものではないんだと思います。

矢沢永吉さんの場合も、サクセスを手に入れた後も子供時代の心の傷が癒えていなかったから、「すべてが解決するはずなのにさみしさがあるなんて。ハッピーじゃないなんて。こんなはずじゃないと思った。」という気持ちになっていたのでしょう。

だから、傷ついた心を抱えていたとしたら、まずは自分をいたわってその傷を癒してあげることが必要なんじゃないでしょうか。

どんな時にも、まずは自分が、ありのままの傷ついた自分の弱さを受け入れてあげられたら、きっと幸せのレールに乗る事が出来る様な気がします。