児童養護施設など、いわゆる社会的養護の元で育った方々は、原則として18歳になった時点での自立を求められます。
そのため、自分の適性や望ましい人生設計をじっくり考える余裕もなく、手っ取り早く収入を得ることや住み込み・寮などの条件を優先して就職先を選んでしまう場合もあります。
また、新卒で就いた仕事に馴染めず退職してしまい、その後アルバイトや派遣など、不安定なかたちで働き続けている方もいます。
私は、社会的養護の元で育った若者が、良い仕事を得て能力と収入を上げていき精神的にも経済的にも自立するためには、質の高いキャリアコンサルティングを受け、必要な知識やアドバイスを得ることが必要だと考えています。
その実践活動として、国家資格キャリアコンサルタントによる、無料の「社会的養護の元で育った若者のためのキャリアコンサルティング体験会」を実施しました。
体験会の概要は、以下のチラシ画像を参照してください。

当日の様子は、守秘義務遵守のためお伝えできませんが、一人で悩みを抱え込まないようにサポートする場を提供できたと思います。
今後も、私が主宰しているじぶん力・スチューデント応援プロジェクトの活動の一環として、国家資格キャリアコンサルタントによるキャリア発達支援を継続していきたいと思っています。