私は、世界最大の人材開発団体ASTDの日本支局である、ASTD GLOBAL NETWORK JAPANの「HPI委員会」で、多様な企業人事の方やコンサルタントの方と一緒に「HPI」(Human Performance Improvement)という人材・組織開発の方法論の研究活動を行っています。
来る3月6日(木)の18時30分より、研究発表会として、セミナーを開催します。
タイトルは・・・。
トップと現場のマインドセットを変える!~HPIによる変革へのチャレンジ~
詳細は、以下の、人事のポータルサイト「日本の人事部」のセミナー情報をご覧下さい。
http://jinjibu.jp/seminar/detl/24626/
また、昨年私たちが実施したセミナーレポートも、「日本の人事部」に掲載されているので、ご覧頂くと今回のセミナーのイメージもつかみやすいと思います。
http://jinjibu.jp/contents/astd/5/
様々な会社の人事関係者の方々とお話をすると、「経営トップと現場との板挟み」のような悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。
しかし、「板挟み」という言葉を裏返せば、「経営トップ」と「現場」を巧くつなげられる可能性があるという事です。
つまり、HRとは、「経営トップ」と「現場」の双方にイニシアティブを発揮して、変革を成し遂げるエンジンとなるパワフルな存在であるということなのです。
もし板挟みに悩んでいる方がいらっしゃるのであれば、自らの潜在的な変革力に目覚めて欲ししいという想いを込めて、「トップと現場のマインドセットを変える!」というタイトルにしています。
そして、「トップと現場のマインドセットを変える」ための有効なツールが、「HPI」(Human Performance Improvement)なのです。
「HPI」(Human Performance Improvement)は、業績向上に貢献する人材・組織開発を行うための基本的技法として、グローバルスタンダードと呼んでいいものです。しかしながら、日本企業ではまだ「HPI」の浸透が進んでいない現状があります。
「HPI」という言葉を聞いた事の無い方は、以下の過去記事を参照してみてください。
・人材開発部門がチェンジエージェントへの変化を加速させるためには?
http://www.yuichi-igarashi.com/hr/2013/09/post-2d4d.html
私たち「HPI委員会」は、ASTD GLOBAL NETWORK JAPAN会長の中原孝子を委員長として、米国ASTDの会員である多様なメンバーがボランティアで活動してきました。
その中から得られた有益な知見や事例を、本セミナーでお伝えしたいと思います。
企業におけるチェンジマネジメントに、少しでも問題意識をお持ちの方は、ぜひご参加頂ければと思います。