ソーシャル・キャリアコンサルタント 五十嵐郁一 Official Blog

社会起業家×キャリアコンサルタント=ソーシャル・キャリアコンサルタント → より幸せな社会の実現を目指して

美しくなるチーズレシピ: “チーズは太らない!”ダイエットも、アンチエイジングもチーズにおまかせ!

 

いつものこのブログとは多少異なるジャンルではありますが、素敵な本に出会ったのでご紹介します。

食空間デコレーターの多賀谷洋子氏の著書「美しくなるチーズレシピ」です。

 

タイトルには「レシピ」とありますが、単なるチーズ料理のレシピ本ではありません。

 

一言で言うと、「チーズをモチーフとした、人に美しくなることを促すアートワーク」です。

 

Amazonのホームページに、本書のごく一部のページが掲載されています。
例えば、以下のURLを見てください。

 

http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4416713193/ref=dp_images_all?ie=UTF8&s=books

 

このようなページを見ると、先に書いたように、単なるレシピ本ではないことが良くわかると思います。

 

私は、無精者で自分で料理をすることは全くありませんが、インストラクションをデザインする仕事をしている者としても、本書から強く感じさせられることがあります。

 

それは、デザインする側が、自分が大切にしているコンセプトを効果的に相手に伝え、望ましい行動に繋げてもらうには、何が大切なのかということです。

 

本書のコンセプトは、「健康に良いチーズという食材をもっと楽しみながら、生活を豊かにして欲しい」というメッセージでしょう。

 

そして、そのメッセージを行動に繋げてもらうために、「理と情」の両方の側面からしっかり訴えています。

 

まずは、脂肪分が多くて食べると太りそうに思われがちなチーズが、実はダイエットにも良い万能栄養食品であることを、栄養学的な根拠も示しつつ分かりやすく解説しています。
また、バラエティに富んだ様々なチーズを、タイプ分けして選び方や食べ方も教えてくれています。

 

これらは、「理」の側面で、頭ではチーズを食べるメリットや、食べ方が理解できます。

 

でも、実際に行動につなげてもらうためには、「情」の側面が大切になります。

 

やはり、何らかの「感動」を通して感情を揺さぶられることで、「理」の部分が「情」と結びつかないと、人はなかなか行動を変えないものです。

 

本書は、その「情」に訴えかける部分が、「アート」としてとても優れています。

 

著者の多賀谷氏は、本書の中で、レシピを魅力的に演出するためにスタイリングにこだわったと書いています。まさにそのスタイリングの美しさが、見る人の心を揺さぶるアートになっています。

 

先にもリンクを入れましたが、以下のページのような、テーブルウェアとコーディネートされた写真が数多く掲載されています。

 

http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4416713193/ref=dp_images_all?ie=UTF8&s=books

 

ラグジュアリーブランドのテーブルウェアばかりですが、主役のチーズを引き立てるようにさりげなくコーディネートされています。色彩の組み合わせもシンプルに抑えられていますが、全体として調和した美しさが感じられます。

 

やはり、そのように緻密にデザインされたチーズの写真を見ると、エレガントなイメージが喚起されて、自分も奥深いチーズの世界に入ってみたくなってしまいます。

 

このように、「理と情」に訴えられると、私などは、すぐにワインとチーズを買いにいきたくなってしまいます。

 

著者の多賀谷氏が、食空間デコレーターとして、チーズというモチーフの様々な要素を、こだわりをもってバランスよくデザインしていることが、そのような吸引力の源泉になっているように感じられました。

 

本書は、知識とアートの側面から、チーズという「食」を豊かに楽しむことで、生活をさらに充実させることに誘ってくれます。

 

一般的にアートと言われる絵画などは、心を豊かにするものでしょう。

 

しかし、「食」をアートとして楽しむということは、心だけでなく、身体も健康に美しくすることができると思います。

 

ビジネスパーソンは、忙しくなってくると「食」が乱れがちになるような気がします。

でも、あえて、「食」をもっと豊かに楽しむゆとりを持つように意識すれば、多様な感性が磨かれ、さらに健康も維持できるようになるでしょう。

 

本書が、そのきっかけを与えてくれると思います。