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1年ぶりに東日本大震災被災地へ傾聴ボランティアに行ってきました

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6月8日〜9日の2日間、1年ぶりに、産業カウンセラーとして依頼を受け、東日本大震災の被災地へ傾聴ボランティアに行ってきました。

 

NPO法人難民を助ける会(AAR JAPAN)日本産業カウンセラー協会東北支部が協同して実施している「地域みんなで元気になろうプロジェクト」という、ボランティア活動です。

 

仮設住宅にお住まいの方々に対する、作業療法士理学療法士マッサージによる身体のケアや、産業カウンセラーによる心のケア、地域交流イベントなどを組み合わせた活動で、2011年からずっと地道に継続しています。

 

私は、昨年は宮城の仮設住宅を訪問しましたが、今回は初めて岩手の仮設住宅を2カ所訪問してきました。

産業カウンセラーとしては、仮設住宅にお住まいの方々のお話を聴くことや、安心してお話が出来る交流の場作りなどが主な役割となります。

今回は高齢者の方が多かったですが、ボランティアチームをとても温かく迎えてくださいました。

 

産業カウンセラーとしての守秘義務から詳しくは書きませんが、改めて震災当時の状況を振り返ったり、仮設住宅での日々の暮らしのことなど、色々なお話を聞かせて頂きました。
(冒頭の写真は最後まで残って頂いた方々と記念に撮影した写真の一部です。プライバシーに配慮し加工しています)

 

1年前とは別の場所でしたが、まだまだ被災地では、仮設住宅で暮らしている方が多くいらっしゃいます。

 

また、三陸の海はとても美しいのですが、海岸付近には津波に破壊された建物の残骸がまだまだ多く残っており、海の美しさとその猛威の爪痕の対比から、改めて人智を超えた自然の力の大きさを思い知られました。

 

震災から2年が経ち、被災地から離れているとなおさら忘れがちですが、復興については、むしろこれからもっと力を注がなければならない状況といえるでしょう。

 

現地を訪問すると、復興に向けた道のりの遠さを実感します。

 

しかし、同時に、被災地の方々の困難を乗り越える努力や、それを支援しようと集まっている多くの行政や民間の人々の姿から、改めて日本人の心性の美しさや知力の高さも実感することが出来ました。

 

今回も、ボランティア活動を通して、震災の痛みは完全には癒えていなくても日々の生活を少しでも充実させようと前向きに頑張っている被災地の方々や、地道な支援活動を続けている様々な組織の方々と交流することができて、私自身が元気や貴重な気付きをもらうことができました。

 

人間は、社会の相互依存関係の中で生きています。
「現場」を見て、日本が受けた大きなダメージから回復するために自分に何が出来るかを考えて、大げさなことでなくてもちょっとした「今の自分に出来ること」で貢献できれば良いのではないでしょうか。