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東日本大震災被災地へ傾聴ボランティアに行ってきました

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先週末の2日間、産業カウンセラーとして、東日本大震災の被災地へ傾聴ボランティアに行ってきました。

 

NPO法人難民を助ける会(AAR JAPAN)日本産業カウンセラー協会東北支部と協同して実施している「地域みんなで元気になろうプロジェクト」という、ボランティア活動です。

 

活動の内容は、以下のURLを参照してください。

 

http://www.aarjapan.gr.jp/activity/report/2012/0312_904.html#genki

 

私の主な役割は、「心のケア」に相当する部分で、仮設住宅にお住まいの方が作業療法士の方のマッッサージを受けたり手芸をしたりする間、おもてなしをしながらお話に耳を傾けることでした。

 

2日間の活動先は以下の通りです。

 

■6月23日(土)
・活動場所:東松島市川下公民館
・対象者:響仮設住宅にお住まいの方々

 

■6月24日(日) 
・活動場所:石巻市小国
・対象者:小国の郷仮設住宅にお住まい方々

 

活動場所に集まって頂いた被災者の方々は、私たちボランティアチームをとても温かく笑顔で迎えてくれました。
私が参加するのは初めてでしたが、既に難民を助ける会の方が何回か訪れているので、とてもアットホームな雰囲気でした。

 

でも、お話を聞くと、仮設住宅にお住まいの皆さんは、やはり、この約1年の間に様々なご苦労をされて、まだまだ津波に流されて失ったものを取り戻すことができていないということが良くわかりました。

 

笑顔でいながらも、その奥には、人生で積み上げた大切なものを一瞬で失った痛みがまだまだ残っているのでしょう。

 

被災地の復興も徐々に進んではいますが、地域によっては、まだまだ震災時のままの状態で崩れた建物や瓦礫が残っていました。
その風景を見ると被害の大きさが偲ばれ、胸がきりきりと痛むように感じました。

 

震災から約1年、その当時の衝撃も、被災地以外では少し風化しかかってきたように思えます。

 

でも、実際に被災地の方々と接して感じたのは、まだまだ真の復興には永い時間がかかるということです。

 

自宅の庭で好きな花を育てていた日々。
やりがいを感じながら、イキイキと仕事をしていた日々。

 

そんな一見ありふれた日常も、一度失ってしまうと、簡単には取り戻すことができないのです。

 

そして、それを失った痛みも、簡単には消え去るものではないでしょう。

 

でも、被災地の皆さんは、私たちを笑顔で迎えてくれました。
痛みを抱えながらも、自分の人生の復興に向けて、前向きに一歩ずつ進んでいるのが感じられる笑顔でした。

 

自分自身の無力さも思い知らされましたが、その温かな笑顔に、私が癒され力をもらえたような気がします。

 

ボランティアって、やっぱり人のためではなく自分のためになるものなんですね。

 

被災地の皆様には、改めて感謝の気持ちを捧げたいと思います。
そして、一日も早い復興を心から祈っています。