ソーシャル・キャリアコンサルタント 五十嵐郁一 Official Blog

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人材開発ビジネスコラム

はじめて「リーダーを育てる立場」になった方に贈る5冊の本

企業経営において、次世代を担うリーダーの育成や管理職のマネジメント力向上は、不動の重要課題と言われています。 今回は、はじめて「リーダーを育成する立場」になった方向けに、まず読んでおくべき本を5冊紹介しておきます。これからリーダーの育成につ…

企業の組織開発担当者は何を成すべきか?どう行動すべきか?

「『組織活性化』という言葉は、わかったような、わからないようなマジックワードであり、ともすれば、人を思考停止に陥らせてしまうのです」 これは、「大人の学びを科学する」をテーマに研究している、東京大学大学院の中原淳准教授が語った言葉です。 ※出…

企業における研修開発のグローバルスタンダードを指し示すガイドブック

以前、このブログの「これから研修の内製化を進めるために知っておくべきこと」という記事にも書きましたが、アメリカでは、日本で言う「研修の内製化」に相当する言葉はなく、英語にするのが難しいそうです。もちろん、外部の専門会社に研修を依頼する事も…

HR・人材開発スタッフのアイディンティティの確立につながるテキスト

先の記事でHPIについて書きましたが、その実践に役立つ本が、「パフォーマンス・コンサルティングII〜人事・人材開発担当の実践テキスト」です。1995年に出版され世界のHR関係者に大きな影響を与えた「パフォーマンス・コンサルティング(初版)」を大幅に書…

人材開発部門がチェンジエージェントへの変化を加速させるためには?

日本においては、企業の人材開発部門は、一般的に研修の実施を担うイメージを持たれる場合が多いようです。 しかし、人材開発部門とは、本来はもっと大きな可能性を持っているチームです。 その可能性とは、専門的な知見を駆使し、人と組織のパフォーマンス…

プロフェッショナル育成の必読書〜「経験からの学習−プロフェッショナルへの成長プロセス」

企業では、社員が「プロフェッショナル」になることを求める傾向が、ますます強くなっています。 しかし、目指そうとする「プロフェッショナル」の人材像や、成長に至るプロセスなどについては、曖昧になっている場合もあるのではないでしょうか。 やはり、…

学習する組織としてのトヨタはどのように人を育てるのか?

8月2日に出揃った、主要な日本の自動車メーカーの決算を見ると、円安の追い風もあり大幅に業績が向上しています。 中でも、トヨタの本格的な復活が、マスコミの報道を見ても顕著に見受けられます。 トヨタ、6年ぶり利益2兆円台乗せ 14年3月期連結税引き…

アップルのデザイナーから学んだ企業内人材育成で大切にすべきこと

企業のHR、特に人材開発部門のスタッフは、「デザイナー」と言い換えることも出来ると思います。 インストラクショナルデザインのプロセス全体を推進する立場としても、「デザイナー」であると言えます。 そして、人材開発部門のスタッフの仕事の本質は、社…

これから研修の内製化を進めるために知っておくべきこと

日本企業においては、研修を「外注」して、社外の研修専門サービス会社に任せるケースが多く見受けられましたが、最近では、外注していた研修を社内で開発して、講師も社員が務められるようにしたいと考える企業が増えてきています。 いわゆる「研修の内製化…

人材開発のプロフェッショナルのバイブル〜「インストラクショナルデザインの原理」

今回の記事のタイトルに掲げたバイブルとは、「インストラクショナルデザインの原理」という本です。 ASTDという世界規模で人材開発を支援する団体では、人材育成のプロフェッショナルに求められる能力を、9つの分野で定めています。そして、その能力を…

戦略的HRの基本装備としての「応用行動科学」を学ぶ本

「理論を知らずに実践したがる人は、舵と羅針盤のない船に乗り込む水夫のようなもので、自分がどこに投げ出されるのかまるでわかっていない」 これは、有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉です。 人事、特に人材開発に関係する分野において、「舵と羅針盤…

初めて部下や後輩を育てる立場になった方に贈る3冊の本

何かと鬱陶しい梅雨時ですが、日本の多くの会社では、新入社員研修が終って職場に配属され実務で苦労し始めたり、4月にリーダー・マネジャーに昇格した方が部下との接し方に悩んだりする時期でもあるようです。 では、部下や後輩、チームのメンバーが、落ち…

イノベーションにチャレンジするチーム作りのヒント〜「イノベーションの達人 発想する会社をつくる10の人材」

「あなたがチームの一員であろうとグループのリーダーであろうとエグゼクティブであろうと、真のイノベーションは人を通じてしか辿り着けない。それはあなた一人でできることではないのである」 これは、Apple社など世界中の一流企業をクライアントに持つデ…

「戦略人事」の実践的ケーススタディ〜「サムスンの戦略人事―知られざる競争力の真実(李 炳夏 著, 新宅 純二郎 監修)」

企業の人事部門は、どうすれば「戦略人事」として持続的成長へのイニシアティブをより強く発揮できる存在になれるのか? このような問題意識を持つ人事担当者の方も多いと思います。 冒頭の問いに対する大きな示唆を与えてくれるのが、サムスン電子人事部の…

戦略人事のビジョンを実践するための教科書〜Human Resource Champions(邦訳「MBAの人材戦略」)

企業がグローバリゼーションやイノベーションを促進してより競争力を高めるために、人事部門が果たすべき役割として、ミシガン大学のデイビッド・ウルリッチ教授は以下の4つを提唱しています。1.戦略パートナー (Strategic Partner)2.管理のエキスパ…

「人材」ではなく「人間」〜ヘンリー・ミンツバーグ教授から学んだこと

2013年2月 ヘンリー・ミンツバーグ教授と撮影 実践的なマネジメント研究で世界的に有名な経営学者のヘンリー・ミンツバーグ教授が、去る2月に来日しました。 ミンツバーグ教授のマネジメントに関する論考は、机上のデータ分析的なアプローチに偏ること無く…

戦略人事の果たすべき役割とは?〜「『戦略人事のビジョン』制度で縛るなストーリーで語れ」(八木洋介・金井壽宏著)

最近、「戦略人事」という言葉が使われる機会が増えてきました。このブログで、先日レポートを掲載したASTDの研究発表セミナーでは、タイトルのキーワードを「戦略的HR」としましたが、多くの問題意識の高い参加者の皆様にお集まり頂きました。 「戦略…

「戦略的HRの武器を得る」〜ASTDグローバルネットワークジャパンHPI委員会研究発表会レポート

私がメンバーとして参画している、ASTDグローバルネットワークジャパンのHPI委員会では、3月4日(月)に以下のタイトルで研究発表セミナーを実施しました。 戦略的HRの武器を得る〜HPIの実践に向けたファーストステップ タイトルにある、HPI(Human Perfor…

ももいろクローバーZからビジネスパーソンが学ぶべきリーダーシップのポイント

昨年のNHK紅白歌合戦の歌手別視聴率で40・6%を記録し大ブレイク中のアイドルグループ、ももいろクローバーZから改めて気付かされたリーダーシップのポイントを書いておきます。 ももいろクローバーZは、2008年の春に結成され代々木公園のストリート…

人が能動的に学べる「場」を創るために必要なことは・・・?

企業の中では、様々な研修やワークショップなどの学びの場が設けられます。その主催者側の方からよく聞くのは、「もっと参加者の方に、当事者意識を持って受け身ではなく能動的に関わって欲しい」という声です。 では、どのようにすれば、そのような学びの場…

グローバルリーダーが成長していく旅の物語〜「リーダーは自然体」(増田弥生・金井壽宏著)

地球規模の視野をもって活躍できるビジネスリーダーはどのように成長していくのか? 今、多くのグローバル企業の人々がこのような問いの答えを見つけるために、様々なことを考え試行錯誤を重ねているでしょう。 以前このブログの記事でも紹介したリーダーシ…

初めて人事関連部門で社員教育の担当になった方に贈る3冊の本

春になり人事異動も多い時期になってきました。人事部や総務部に異動になり、初めて社員の教育に携わることになった方のために、まず最初に読んでおくと良い本をご紹介します。社員教育、人材開発、能力開発など色々な言葉が使われますが、そのような分野で…

サムスンに学ぶ鋼の人材育成コンセプト

「人を育成しないのは罪悪である」 世界中に約30万人の従業員を擁するサムスンには、このような言葉があるそうです。 確かに、企業において人材育成はとても大切なことだと思います。しかし、それを疎かにすることを「罪悪」とまで言い切ってしまうのには…

イノベーションを起こす人材を育成するには?

今、世界中の企業が、新たなイノベーションを求めています。 では、新たなイノベーションを生み出せるのは、どのような人材なのでしょうか?イノベータのスキル要件を明確にすれば、育成も効果的にできるでしょう。 イノベーション研究の第一人者である、ハ…

初めてリーダーになった方に贈る5冊の本

ビジネスパーソンの人生の中で、最も大きな転機とはなんでしょうか? それは、初めて、人を指導したり育てたりする立場、いわゆる「リーダー」になった時です。 マネージャー、チームリーダー、チーフ、主任、係長など、その立場の呼び方は組織によって様々…

劇団ひとりさんとディズニーランドから教わった人を育てるヒント

タレントの劇団ひとりさんが、以前、読売新聞の書評の中でこんなことを書いていました。 「年齢を重ねるにつれ、そういった『あたり前』の事が如何に正しい事であると分かり始める。考えてみれば、人類が誕生してから数百万年、その間を生きてきた先輩方が身…

職場によみがえるギリシャ神話

「レディと花売り娘との本当の意味での違いは、彼女がどう振る舞うかではなく、どう扱われるかです」 これは、イギリスの劇作家ジョージ・バーナード・ショーの戯曲「ピグマリオン」の中の台詞です。ちなみに、「ピグマリオン」という言葉は、ギリシャ神話が…

人は職場でどのように成長していくのか?

一般的なビジネスパーソンが職場で過ごす時間は、6万8400時間にもなるそうです。 そのような長い時間を過ごす職場の中で、人はどのように学習し、成長していくのでしょうか? そして、どうすればその成長をさらに促す事が出来るのでしょうか? そのよう…

人はどんな時に自ら動きたくなるのか?

「社員が、やらされ感を持ちながらでなく、自ら考えて行動するようになって欲しい・・・」 ほとんどの会社の管理職や人事の方が、このような気持ちを持っていると思います。 では、どうすれば社員が自ら動くようになるのか? この問いかけに答えてくれる本が…

人材育成の拠り所となるもの

職場のメンバーのモチベーションアップや能力向上など、人を育てる上での課題は尽きません。私たちは、その課題に対して打ち手を考え解決していかなければなりませんが、その拠り所として重視すべきものはなんでしょうか? それは、実証的な「理論」や「定石…