ソーシャル・キャリアコンサルタント 五十嵐郁一 Official Blog

社会起業家×キャリアコンサルタント=ソーシャル・キャリアコンサルタント → より幸せな社会の実現を目指して

おすすめブックコラム

「なんとなくマネジャー」にMBAがおススメする3冊の本

「日々、なんとなく仕事をこなしているけど、マネジメントってこんな感じでいいの?」 会社の管理職の方とお話すると、そのような想いを抱えている方が、意外と多くいらっしゃいます。 特に、若いなりたての課長さんクラスの方は、自分のマネジメントスタイ…

部下の成長を願う上司は何をすべきか?

人は、聴いてもらえることで癒され、訊いてもらうことで動き出す。だから、人の成長を願うなら、透明な心で言葉を交わすことから始めよう。 これは、私のキャリアカウンセリングに対する心がけの一つです。 「聴く」と「訊く」。同じ「きく」という言葉にも…

児童養護施設の子どもたちが自立するためのプレゼント

昨日、毎月通っている児童養護施設で、キャリア教育の集合セッションを実施してきました。今回のテーマは、「人生でコケないための『人』付き合い(基本編)」です。 昨年の9月から継続して実施していますが、だんだんと、子どもたちの退所後のキャリアを「…

キンコン西野から学ぶ、「報われる努力」の公式とは?

以前、キンコン西野さんの絵本『チックタック~約束の時計台~』を予約したときの想いをブログに書きましたが、手元に届いたので読んでみました。 チックタック 約束の時計台 作者: にしのあきひろ 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2019/04/18 メディア: 単…

これから活躍するのは「クロー人」~能力を磨く AI時代に活躍する人材「3つの能力」

タイトルの「クロー人」とは、決して「クローン人間」の書き間違いではありません(笑)漢字で書けば「苦労人」です。 今、世界で、AI(人工知能)の急速な進化と普及の流れが加速しています。そのような時代の変化の中で、「AIに仕事を奪われる」ことに不安…

企業人生45年時代を生きるためのハンドブック「40歳からのライフシフト」

最近、「人生100年時代」という言葉をよく目にするようになりました。 でも、サラリーマンにとっては、もしかしたら「45歳リストラ時代」と言った方が実感がわくのかもしれません。 つい最近も、こんなブログ記事が目に留まりました。 東証一部上場企業が、…

きっと「大丈夫。頑張れ」とささやいてくれる絵本『チックタック~約束の時計台~』

昨年の9月から、毎月2回、児童養護施設を訪問して、入所中の中高生向けに、キャリア教育の年間プログラムを実施しています。 大まかな内容やコンセプトついては、以前の記事を参照してください。ブログの更新を怠っていたので、かなり前の記事になりますが…

児童虐待の連鎖を止めるために、まず「知る」ことから始めてみよう

またも、子どもが親から虐待を受けて死亡してしまうという痛ましい事件が起き、大きなニュースになりました。 多くの人々が、親は当然のこと、児童相談所や警察に対して、非難をしています。 しかし、そのように、自分を傍観者の立場において、他者を批判し…

日本の危機を招く「学歴エリート」と、その危機を救う「逆境エリート」の違いとは何か?

昨今のニュースを見て、「日本の官庁や大企業がおかしくなっている」と感じている人が多いのではないでしょうか。 東大など高偏差値の大学を出た、世間から「エリート」と言われる人々が集まっているはずの官庁や大企業で起きた、不祥事や巨額の損失などのニ…

「成功」と「幸せ」の違いとは・・・?

時々、著名な方が薬物使用で逮捕され、ニュースになることがあります。 その度に、いつもこのような想いが心に浮かびます。 人の幸せにとって大切なのは、「成功」よりも「癒し」ではないか? もし有名になり「成功」をおさめることが幸せだったら、薬物に依…

魔女のキャリアカウンセリング

就活中の学生の方はもちろん、既に働いている方々も、将来のキャリアについて考える時には、色々と悩む事も多いでしょう。 「キャリア」について考える時に、わたしにとって共感できる言葉がいくつかあります。 その中の一つが、「西の魔女が死んだ」(梨木 …

新たな時代を生きるビジネスパーソンの「在り方」を確立する修行指南書〜「未来を構想し、現実を変えていく イノベーターシップ」

人が、まずは自分自身や家族が平穏に暮らせれば良いと願い、その実現のための行動を優先させることは、ごく自然なことでしょう。 しかし、自分の家庭の基盤となっている社会そのものに危機が訪れているとすれば、そのような行動も結局は無意味になってしまう…

「ザ・ゴール」の著者の墓標に刻まれた言葉

Amazon.comCEOのジェフ・ベゾス氏は、自社の経営幹部に必ず三冊の本を読ませているそうです。 その中の一冊が、名著として全世界で30年以上読み継がれているビジネス書「ザ・ゴール」(エリヤフ・ゴールドラット著)ですが、最近、コミック版が出版され人…

眠くならない研修・セミナーを企画するために知っておくべきこと

会社で実施される研修やセミナーを、受講する立場の社員の方々にとって、「眠気対策」は切実な問題のようです。 例えば、Google等で「研修 眠気対策」のようなキーワードを検索すると、以下の例のような切実な相談が意外と多くヒットします。 YOMIURI ONLINE…

競争力を維持し続ける企業は「守・破・離」を貫徹する

日本の武道の世界では、「守・破・離」という言葉がよく使われます。 簡単に言えば、最初は師匠の教えを型に沿って忠実に守り、ゆくゆくは自分で独自の道を見いだすということです。 その「守・破・離」をビジネスの世界で愚直に実践し、勝ち続けている企業…

「やればできる!」と信じることが人を成長させる

人が、専門性を高めていくなど成長できるかどうかの最大の決め手は何なのでしょうか? 知能研究の大家と言われている、ロバート・スタンバーグによれば、「あらかじめ備わった固定的な能力にではなく、目的に即してどこまで能力を伸ばしていけるかどうかにあ…

初めてマネジャーの辞令をもらったときのプレッシャーを楽にするガイドブック〜「駆け出しマネジャーの成長論」

4月から新たにマネジャーに任命された方も多いと思いますが、数ヶ月が過ぎ、やりがいを感じながらも色々と思い悩んだこともあったのではないでしょうか。 そのような方々のために、以前、「初めてリーダーになった方に贈る5冊の本」という記事を書き、主に…

タコツボ化した縦割り組織を変えるための新たな方法論「目的工学」とは?

多様な能力や価値観を持つ組織のメンバーが一つに結束して成果を出すための必須条件とは何でしょうか? 最も大切なのは、メンバー全員が共通の「目的」を共有していることです。 では、企業において、組織の「目的」とは何でしょうか? それは、「利益を出す…

「エクセレント」な社員を育てるためにリーダーがなすべきこと

企業のリーダーであれば、誰しも業績を上げたいと願っているでしょう。 では、その「業績」を作るのは誰でしょうか? 私が言うまでもないですが、それは、対するのが社外のエンドユーザーであれ、間接部門にとっての社内顧客であれ、「お客様」と直接に接す…

持続的にリーダーが育つ「自己再生能力」の高い組織をつくるためのヒント

「偉大な企業を導いた十一人のCEOのうち十人は社内からの昇進であり、うち三人は創業一族の一員である。比較対象企業は外部の人材を招聘した頻度が六倍も高かったが、偉大な実績を持続させることができなかった」 これは、元スタンフォード大学経営大学院教…

官僚的で硬直化した組織から、社員の力を解放させるマニュアル

これは、「なぜ従業員たちにアイディアを実行させてやらないのか?」という質問に対する、誰でも知っているグローバル企業の幹部の答えです。 どの企業だと思いますか? 「時間がないのです。マネジャーは2年前の半分の人数しかいないのに、やらなければな…

「間接部門」を元気にする言葉のエナジードリンク

日本の企業で、いわゆる「間接部門」「スタッフ部門」と呼ばれる部署で働いている人々の内、こんな事を誰かに言ってもらったことのある人はどのくらいるでしょうか? 「人事の仕事はカッコいい。経理の仕事はしびれる。情報システムの仕事は鳥肌が立つ。少な…

人材開発のプロフェッショナルへと旅立つための実践的ガイド〜「研修開発入門」

仕事柄、色々な会社の人材開発部門の方とお会いする機会が多いのですが、かなり高い問題意識をお持ちの方から、こんなことをお聞きしたことがあります。 「社内の教育を外部の研修専門会社やコンサルタントに頼ってしまっていて、教育部門というよりは、まる…

リーダーシップの閉塞感から抜け出すカギになる「サーバント・リーダーシップ」

l 「われわれは深刻な『組織の失敗』という時代に生きている」 VISAインターナショナルの創設者のディー・ホック氏がこのようなことを言っていますが、企業において組織の中で働く人々は、様々な問題があると感じているように思います。 組織の問題を解決し…

人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門

「愛(Love)なき力(Power)は、無謀で乱用をきたすものであり、力なき愛は、感傷的で無力だ」 これは、有名なマーチン・ルーサー・キングJr.牧師の言葉です。企業などの組織の中で、例え少しでも何らかの理想に向けて変革を起こしたいという思いを持った人…

U理論の最大の難所を乗り越えるためのヒント

先日の記事の続きになりますが、「U理論」の理解においても実践においても、最大の難所となるのは「U曲線の底」ではないかと思います。 「U曲線の底」について、オットー・シャーマー博士は著書「U理論」の中で、こう書いています。 「U曲線の底では、非常に…

「U理論」の分かり難さを乗り越えるには?

主にイノベーションやリーダーシップ開発、組織開発などに係る方々の間で、徐々に「U理論」への関心が高まっています。 「U理論」はMITのオットー・シャーマー博士が提唱しているもので、日本でも2010年にその著書の翻訳本「U理論――過去や偏見にと…

イノベーションに向けて「ワークショップのその後」をデザインするヒントとなる本

以前の記事で、ワークショップで創造的なアイディアを導き出すための公式について書きました。 では、そのアイディアをそのままで終らせるのではなく、実際にイノベーションにつなげていくにはどのようにすれば良いのでしょうか? 思い切って単純化すれば、…

「ワークショップデザイン論」〜創ることで学ぶ

近年、ビジネスの分野においても「ワークショップ」に対する注目が高まっています。 元々は、ワークショップとは「工房」という意味で、物が作られる場所を表していました。 では、なぜ「工房」がビジネスの分野でも注目されるようになったのでしょうか? 「…

人材育成を科学的に探求するための「経営学習論」という新たな地図

「企業の人材育成は科学的な根拠に基づいてなされるべきである」このような言葉を聞いた時に、反対する方は少ないと思います。 しかし、企業内人材育成の「科学的な根拠」となるような学問的理論は何か?と問われて、明確に答えられる方も少ないのではないで…